ゴスペルスクエア メンバーの声
掲載:2020年1月
りょうへい
【入会】2012年11月【職業】電子部品製造業
- ゴスペルを始めてみようと思ったきっかけは?
- もう直ぐ定年退職というとき、何かすることが無くなるとさびしいなと思って。
- 入会する前までの音楽経験を教えてください
- 入会するまでの音楽経験 中学生のとき母親からギターを与えられ直ぐにバンドを組んでいました。 高校までその延長でしたが、一方学校にスタインウエイのフルコン、セミコンが色々なところに置いてあって音大を目指す友人が弾いているのを聞いて、ピアノとは本来こういう音なんだ、 クラシックもいいなと思い全くの自己流でピアノを弾き始めました。
- またそれと同時にハープシコードとかパイプオルガンなどの古楽器にも興味を持ちました。
- 大学に入ってからは松任谷正隆などのアレンジ、ハッピーエンド、シュガーベイブ、キャラメルママに興味を持ち、大学のロック部やジャズ部の友人から色々なことを教えて貰いました。
- 就職して初めの赴任地では当時地方ではまだ「ダンスパーティ」なるものが盛んで、 その伴奏をしてわずかなギャラを貰えるとそそのかされダンスの伴奏をするグループで3年位活動しました。
- その後九州に転勤してからは讃美歌を歌う以外全く音楽との縁は定年までなくなりました。
- 習った中で一番好きな曲は何ですか?
- あまりに多すぎて悩みますが、今の「今更」の自分に"We've come this far by faith"でしょうか。
- 中高年にとって、歌詞の中の"Can't turn around"(後ろを振り返らずに)が一番初めに 引っかかりました。
- 「今更別な方向に向かえと言われても」となりますが、ネガティブな気持ちではなくむしろ”誇らしさ”があります。なぜ”誇らしい”のか? 結局、あなた(歌詞の中の"神様")に信頼して生きることがこれまでも"better"でなく"best"だったし、自分にピッタリだったから、 これからも「きっとそうだ!」と誇らしく思える歌です!
- 「私にとってのGQ」を一言で言うと?
- クリスチャンである私にとって、理性による理解の教会と感性による一体感のGQです。
- GQに入ってから、変わったこと、良かったことはありますか?
- そもそもゴスペルと言うスタイルの音楽がかっこいいなと思って入ったことと、 聖書の言葉をどう扱うのか覗いてみようとの動機で入りました。
- しかし英語を日本語に訳してその意味を感じるのではなく、英語がもつ意味とそのニュアンスこそがゴスペルを歌う意味だと確信しています。 つまりゴスペルは音楽のスタイルではなく「言」自体であることをに変わりました。
- 本当にゴスペルをやって、理性と感性を融合できたことが良かったことです。
- GQでの一番の思い出を教えてください。
- 多すぎて言えません。でもJapan Mass Choirの企画でのノースカロライナツアーで、黒人、ヒスパニック、白人3教会合同のライブでのできごとが一番の思い出です。
- まずは白人の女性の牧師が我々が歌い始めるときからずうっと泣いていたことと、 黒人の男性が「クリスチャンで無いのになぜゴスペルを歌うのか?」と批難してきたとき、 周りの聴衆(主に黒人)がみんな一生懸命擁護してくれたことと、 その男性が帰り際にジェンナさんに「君は一生ゴスペルを歌って神様の言を述べ伝えなければならない!」と言い捨てて行った話しを聞いたことです。
- ゴスペルは「お教室」だけでも「発表会」だけでも「パフォーマンス」だけだでも無いことを、少し緊迫した状況の中で思い知らされました。
- 「ゴスペルやってみようかなぁ」という方へ一言!
- どんな理由、きっかけでも構いません、まずは直ぐ始めてみないと後で悔やんだり、手遅れになりますよ!
- 自分の耳と声と体で体験してください、説明は無意味です。